男の子は何を考えているのかわからない
男の子は何を考えているのかわからない。母親なら、うちの息子は・・・になるのかもしれないが、小学生の頃はそれなりに言うことを聞いていたのに、小学校の高学年や中学校に入ると湧き上がる疑問、特に長男に対して湧いてくる不安、それが男の子だ。
まだ記憶のあるうちに僕の過去を振り返っておこう。実は、僕自身も、何を考えているのか分かっていなかった。
勉強しろ、テストで良い点取らないと行けないよ、そう言われてもどうして勉強しなきゃいけないのか、じゃなくて、どうして自分は勉強をしないのかが分からない。自分が思うことと行動が一致しない理由がわからない。それが、思春期の男の子だ。
解決策はない。勉強しろ、と親が言うことは、時と場合によっては解決策になりうるが、常に有効な策ではないだろう。なぜなら、男の子の心の成長なくしては、この問題は解決しようがないからだ。
自分の考えと行動が一致しない原因がなんとなく理解できるようになったり、どういう状況なら自分は勉強できるのかを試行錯誤の末発見したり、自分の目標が想像できるようになって勉強は手段の一つだと思えるようになったり・・・。とにかく心の成長なしには前には進めなかった。
けど、結局のところ当の本人たちは何を考えているのか分からない。ショタコン的にはそれが美味しいんだけど、それはまた別の話。
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